合い鍵

合い鍵

小林私小林私

作詞:小林私

作曲:小林私

リリース:2026.03.25

不透明な空き箱を踏んでくしゃって透明に 新しいくじを引いてまたステッカーのセットが当たる 不安定に揺れている公共交通機関に乗って 暴れる誰か知らないけど正しい気もしないでもない 昨日から体のどっか痛いところばかり 気になって仕方ない 振り合う袖の奥まで疼いてさようならの形に育った街を 許したところで帰るわけでもないのに 温めた水で油を落として白くなった皿に飾った 間違った答えごと食卓に並べる 歪んでいる採寸を捨ててしまったって今更 雨粒はもう肩を濡らして乾かしてる暇も方法もない 愛おしい自分を守るために逃げるだけの旅 その道で見つけたものは 苦しみや痛みばかりいなして寛容な人ばかり集まった部屋を 認めたところで合い鍵は増えないだろ 埋めた土の底まで湿って柔くなったとこに刺さった 針だって気にしない、そう思うように思うだけ 信じない疑わない確かめないからどうか善くあって 明るいメロディを聞かせて 励まさない背を押さない引き連れないからどうか疑って 朝まで 行き交う人の流れに背いて潰れた箱持って何してんだろう 初めから決めてたとかそんな嘘でしょ 指の先で示した先の先、もう追い付けないスピードで 負けてるってそう思うように思うだけ

SEEEK 歌詞考察

合い鍵【小林私】歌詞の意味を考察!"そう思うように思うだけ"が暴く自己欺瞞の正体

電車が揺れている。

体のどこかが痛い。くじを引いたら、また同じものが当たった。小林私の「合い鍵」は、そんな取るに足りない日常の断片をぽつぽつと並べるところから始まる。2026年3月25日に配信リリースされた弾き語りアルバム『原作_2』に完全新曲として収録されたこの楽曲は、アレンジを一切介さないギターと声だけの空間に、都市生活者の孤独と自己欺瞞をじわりと滲ませる。明確なサビや劇的な転調を持たない...

この歌詞で取り上げたアーティスト

小林私
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小林私

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