幻

小林私小林私

作詞:小林私

作曲:小林私

リリース:2026.03.25

液晶の奥にはまだ開いてないページと話ばかり 頭の中までは覗かせてないのに分かる虫 明るくなって朝、また埋めるだけの腹 焦ったふりした功罪が一人洞穴でエコーしている 指の先で感じる暗がりの冷たさに 水の流れをなぞる終末の音を聞いて 冬の足跡さえも見落として 暮れていく日の単位が知らぬ間に俺を追い越して 諦めた事すべてを忘れるにはちょうどいい 雨に濡れた紙が乾いてくたびれた字が歪んでる 戻らないまま連なって回る、回る 眼球の動きを追って気付いたら体が狭い 伸びる影の端までは気にしないと決めたんじゃなかったっけ 浅はかで今更、何慮って賢しら 誰かが暴いた真実はまるで俺の口から出たみたいで 時の流れは未だ緩やかで、起こること全て 窓の外の景色を見てるみたい あれは枯れ尾花か晴れ渡る空浮かぶ雲のなかで 乱反射した光が目を貫いた 暮れていく日の単位が知らぬ間に俺を追い越して 諦めた事すべてを忘れるにはちょうどいい 雨に濡れた紙が乾いてくたびれた字が歪んでる 戻らないまま連なって回る、回る 時になびく髪を食むように疎ましい風が吹いても 幻いだ世界をこの部屋から眺め、眺め、眺める

SEEEK 歌詞考察

幻【小林私】歌詞の意味を考察!"部屋から眺める"停滞の自画像と造語「幻いだ」の正体

「液晶の奥にはまだ開いてないページと話ばかり」。

この一行で、聴き手は薄暗い部屋に引きずり込まれる。画面の光だけが顔を照らす深夜、指先はスクロールを続けているのに、何ひとつ開かない。小林私が弾き語りアルバム『原作_2』に完全新曲として収録した「幻」は、そんな現代の閉塞を、極めて文学的な筆致で描き出した一曲だ。 2026年3月25日に配信リリースされた本作は、弾き語りで生み出した楽曲を「原作」...

この歌詞で取り上げたアーティスト

小林私
Artist Name

小林私

アーティストページを見る

デイリーランキング

ウィークリーランキング