どこへ行けども何も分からないし
例えばコンビニで、例えば明日の朝食
家に置き去りのパンは乾いて固くなってる
いつか買ったジャム瓶、開ける気にもなれない
貴方好みに暮らせないし日々夢も見ないし
体の外に出ても風景が一つ死んで終わり
鈍行の風が頬を撫でる、産毛が揺れる
交わった水が少し濁る、柔らかくなる
呆れるほどの不出来と愛したくなるような不器用さを
兼ね備えた人よ、どうか優しいままで
粗めいた解像度のjpegから私、宇宙まで創ってみせたのに
いつまで経っても頭蓋骨で膨張を止めてる
深夜目を閉じられなくなってからの
会話、対話、仔細で曖昧なシミュレートプログラム
「『』を一番愛してる」
甘い言葉通りに手の鳴る方に明るい朝日が差し込むだろうと
甘ったれたお願いみたいな希望の容は鏡と同じで
体と頭は切り離せないし、でもそんな感じ
息してもいいんだっけ、ここは酸素が薄いような
鈍行の風が頬を撫でる、産毛が揺れる
交わった水が少し濁って柔らかくなって
ずっと壁が今も迫る、迫るまま生きる
死に終わった展望が今も見える、鮮やかに見える
呆れるほどの不出来と愛したくなるような不器用さと
胸を覆う不安と不得手故の不協和音を
苦しみさえも古傷が痛んでも
君よ、どうか優しいままで
貴方もどうか、
SEEEK 歌詞考察
夢.jpeg selfcover【小林私】歌詞の意味を考察!粗い解像度に閉じ込められた"私"が祈る不完全な優しさ
置き去りにされたパンが乾いて固くなっていく。
開ける気にもなれないジャム瓶が台所にある。「夢.jpeg selfcover」は、そんな何でもない日常の描写から始まる。生活が少しずつ干からびていく手触りを、小林私はギター一本の弾き語りで淡々と歌い上げる。 本楽曲は2024年5月にリリースされた声優・歌手の大渕野々花のデビューシングル『朱く染めて心臓』に収録された楽曲「夢.jpeg」を、作詞・作...
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