要らないと思って捨てた1枚のメモ用紙
そこに書かれた数字が
今になって必要だったパスワード
開かないドアを横目にゴミ箱漁って
睨んだ夜空の
色のない月が僕を見下ろした
ゆらゆらと風に靡く旗ひとつ
あれは目的地か?
立ち入り禁止の標か?
実際の形に似せた模型を動かして
縮尺のズレた未来を書き記す設計図
金木犀が香る 生温い風を羽織って
きっと 一生 ずっと
空回るNowhere Man
招かれてなかった宴
後日にあがったキラキラの静止画
冷やかしに見て涼しい風が吹いた
Oh 落差は拡がる一方
Oh 理想郷からどれくらい離れた?
喝采が聞こえる
あの日塞がれた穴から
ぎゅっと耳を押し付けると
微かに響いてるよ
170cmと36.5℃の体温で
きっと 一生 ずっと
彷徨うNowhere Man
いつも違和感だけがして
誰にも溶け込めなくて
そんな自分も苦じゃなくて
寧ろ居心地が良かったNowhere Man
喝采が聞こえる
いつかこじ開けた穴から
覗いてみれば懐かしい
面影も感じるよ
針葉樹が茂る木漏れ日で顔を洗って
きっと 一生 ずっと
勘違いNowhere Man
ずっと
ひとりぼっちのNowhere Man
SEEEK 歌詞考察
Nowhere Man ~喝采が聞こえる【Mr.Children】歌詞の意味を考察!"勘違い"に込められた孤独と救済の行方
捨てたはずのメモ用紙に書かれた数字が、今になって必要だったパスワードだった。
この冒頭の数行だけで、桜井和寿が描こうとしている世界の輪郭がはっきりと見える。必要なものを必要だと気づけない人間の不器用さ。取り返しのつかない時間の残酷さ。Mr.Childrenの22ndアルバム『産声』に収録された「Nowhere Man ~喝采が聞こえる」は、2026年3月25日にリリースされたこのアルバムの10...
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この歌詞で取り上げたアーティスト

Artist Name
Mr.Children
桜井和寿、田原健一、中川敬輔、鈴木英哉の4人からなるロックバンド。1992年のデビュー以降、「innocent world」「名もなき詩」「HANABI」など数々のミリオンヒットを生み出し、90年代から現在まで日本の音楽シーンを牽引し続ける。迷いや葛藤を抱えながらも一歩を踏み出す人間の姿を描く歌詞世界が、世代を超えて支持されている。

