窓の外、眩んでしまうような街の明かり
遠く聞こえるサイレンと君の歌が響いていた
チープな作りのアンサー
息が苦しくて、吐き気がしそうだ
ねぇ、君がここにいたなら きっと
何もないんだと笑ってしまうだろう
真夜中と踊ろう、午前2時
あなたの言葉に心が揺らいで
安っぽい言い訳も今だけは
騙されたままでいるから
透明な街を歩いていくんだ、僕らは
音の鳴る方へ、ただ行ける方へ
悲しみが夜を包んでしまっても
寄る方なく、痛みは寄り添っている
窓の外、滲んでいく空と金木犀の匂い
遠く聞こえるサイレンと君の歌は止まった
耳鳴りが鳴り止まなくて
あまりにも脆くて、壊れそうだ
ねぇ、僕がそばにいたって きっと
何ひとつ変わりはしないことも
真夜中と踊ろう、午前2時
あなたの言葉で水面は揺らいで
この部屋に残った、その香りは
まるで、金木犀のように
透明な街を歩いていくんだ、僕らは
音の鳴る方へ、ただ見える方へ
寂しさが夜に溶けていってしまっても
寄る方なく、痛みは寄り添っている
彷徨って、さあ迷って
幾度となく、その光りに憧れて
でも、もう行かなくちゃな
傷を負ってまでも、行かなくちゃな
声が聞こえる方へ
真夜中と踊ろう、午前2時
終わらない夜とあなたの影を
探して、彷徨って 壊れても
構わないと言えるほどに
ねぇ 金木犀と一つになって、もうさようなら
あなたの言葉でこの夜をほどいて
安っぽい言い訳にこのままずっと
騙されてもいいから
透明な街を歩いていくんだ、僕らは
音の鳴る方へ、その先の方まで
悲しみが朝へ続いていってしまっても
寄る方なく、痛みは寄り添っている
FAQ
「金木犀」について
「金木犀」の作詞者・作曲者は?
作詞はなとり自身、作曲はなとり自身が担当しています。
「金木犀」のリリース日は?
なとり「金木犀」は2023年8月25日にリリースされました。
「金木犀」の歌詞の意味は?
午前2時、窓の外を見つめている。詳しい考察は歌詞考察ページで解説しています。
SEEEK 歌詞考察
金木犀【なとり】歌詞の意味を考察!午前2時の"透明な街"に漂う痛みと香りの正体
午前2時、窓の外を見つめている。
街の明かりは眩しいのに、世界はどこか透き通って見える。なとりの「金木犀」は、そんな真夜中の孤独と、すでに失われた誰かの残り香を追いかける楽曲だ。 2021年5月、なとりがYouTubeに最初期のデモとして投稿したこの曲は、当時ほとんど再生されなかった。本人もBillboard JAPANのインタビューで「1か月でも2桁いかないぐらいの再生回数だった」と振り返...
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この歌詞で取り上げたアーティスト
Artist Name
なとり
2003年生まれの男性シンガーソングライター。2021年5月にTikTokへの楽曲投稿で活動を開始し、翌年リリースした「Overdose」がストリーミング累計3億回超の大ヒットを記録。素顔を明かさず活動を続け、ウィスパーボイスを軸にエレクトロからバンドサウンドまで横断する音楽性で国内外から支持を集める。TVアニメ『WIND BREAKER』主題歌「絶対零度」や映画『傲慢と善良』主題歌「糸電話」などタイアップも多数。2023年に1stアルバム『劇場』をリリースした。