SEEEK

白日のもと の歌詞

椎名林檎

作詞:椎名林檎

作曲:椎名林檎

リリース:2025.08.06

ただ歩いている案山子(かかし)。北東へ向かって二駅三駅と。 何一つ欠いていない。急にふとそう思えて、東京を踏み締めている。 染井吉野の木立。中央線沿いに根差し開(はだ)かる。ほら、目を瞑っても、 射し込んで滲(し)みて来る嫩葉(どんよう)。青々と酸っぱい太陽。 いまという未来。 私がイメージしたことあったっけ。いいえ、まだ新緑の眩しささえ、 愛せずにいる。 土曜の正午過ぎ。神保町と後楽園は弾(はじ)き合う。上下六車線の大通り、 暗黙の国境をなぞっている。ねえ、どうしたいの。過去に帰りたい。 かつては全知全能だったっけ。いいえ、いまも。私の胸に唯一の愛、 姿だけ変える。最初は深海。やがて夜空を経て洞窟まで。転身の度、 肥大する存在。砕けそうだ。あなたはもういないと、この身を抉って 丸めたとして。 体自体が記憶を遺すデバイス。投げ捨てたいのを堪えて生き存えている。 この世の果てに一人のあなたを宿したまま覚えたままでいたい。 静かなる攻防。

FAQ

白日のもと」について

「白日のもと」の作詞者・作曲者は?

作詞は椎名林檎、作曲は椎名林檎が担当しています。

「白日のもと」のリリース日は?

「白日のもと」は2025年8月6日にリリースされました。

この歌詞で取り上げたアーティスト

SEEEK
Artist Name

椎名林檎

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