ある日私は気付いた
洗面台の鏡の前で
空っぽの穴がある
私の顔の下の辺りに
くゆり、太陽を喫む
灰皿にするまあるい満月
空っぽの穴を出る
半透明の私の幽霊
あぁ私だけ上振れの愛を知っている
あぁ火葬場でくらくら燃えてしまうまで
ある日私は気付く
私の創造にある
私の信仰の無さ
私以外の煙たさ
蛍の光がある
私の顔の口の辺りに
あぁ私以外この歌の何を知っている?
さぁ火葬場へ骨まで燃えてしまうがいい
あぁ私だけ上振れの愛を知っている
あぁ火葬場へくらくら燃えてしまうまで
私が燃えてしまうまで
SEEEK 歌詞考察
火葬【ヨルシカ】歌詞の意味を考察!"上振れの愛"と自己を焼き尽くす創作の業
自分の体に「空っぽの穴」を見つけること。
それは比喩のようでいて、妙に生々しい感覚だ。ヨルシカの「火葬」は、わずか3分の楽曲の中に、創作という行為の根源にある虚無と狂気を凝縮した一曲である。 2026年3月4日に配信リリースされたデジタルアルバム『二人称』の13曲目に収録された本曲は、書簡型小説と連動する同アルバムの中でも、ひときわ内省的で鋭い刃を持つ。BPM200という疾走感のあるテンポに...
