孤独と、夏が去ったカーテンを見間違える
空っぽの魂が何となく野火に似てる
靴紐と寂しいこの心を見間違える
ほどく両手に夕焼け 波の中に似てる
唐紅に水くくれ
この私をお前のようにくくれ
赤々、赤くあれ
街を呑み込むバックライト
染めろ赤色、魔性のように
この世界をルビーのように飾れ
赤々、赤くあれ
路地裏のランドリーも染めろ
さよならを言うみたいに
鬼才と、奇を衒うだけのお前を見間違える
魔性と、澄み渡った夕暮れはやけに似てる
オマージュと、文脈のない引用を見間違える
向日葵と、振り向いているあなたを見間違える
ただ暮れないあなたであれ
この私もお前のように変われ
赤々、赤くあれ
山も呑み込むピンスポット
やめろ、照らすな私の顔を
この世界をルビーのように飾れ
赤々、赤くあれ
ゴミ溜めもロータリーも染めろ
赤色、魔性のように
この私をお前のようにくくれ
赤々、赤くあれ
人も呑み込むアッパーライト
やめろ、照らすな私以外を
この世界をルビーのように飾れ
赤々、赤くあれ
その慈愛も不埒も全部染めろ
赤色、魔性のように
FAQ
「魔性」について
「魔性」の作詞者・作曲者は?
作詞はn-buna、作曲はn-bunaが担当しています。
「魔性」のリリース日は?
ヨルシカ「魔性」は2026年3月4日にリリースされました。
「魔性」はどのライブで歌われた?
ヨルシカ LIVE TOUR 2026「一人称」 などで演奏されています。
「魔性」の歌詞の意味は?
孤独と夏が去ったカーテンは、本当に見間違えるほど似ているだろうか。詳しい考察は歌詞考察ページで解説しています。
SEEEK 歌詞考察
魔性【ヨルシカ】歌詞の意味を考察!在原業平を引用した「赤」の正体と「見間違える」ことの本質
孤独と夏が去ったカーテンは、本当に見間違えるほど似ているだろうか。
ヨルシカの「魔性」を初めて聴いたとき、耳に残ったのは赤い色彩の奔流でも激しいサウンドでもなく、冒頭の「見間違える」という静かな動詞だった。何かと何かを取り違える。その行為を繰り返し歌うこの楽曲は、2026年3月4日に配信リリースされた5thフルアルバム『二人称』の4曲目に収録されている。書簡型小説と連動した全22曲のアルバムは...
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この歌詞で取り上げたアーティスト
Artist Name
ヨルシカ
コンポーザーのn-bunaとボーカルsuisが2017年に結成したロックバンド。「ただ君に晴れ」「花に亡霊」「春泥棒」などコンセプトアルバムを軸に文学的な歌詞と物語性の高い楽曲で支持を広げ、アニメや映画の主題歌も多数手がける。顔を出さず音楽と言葉そのもので勝負する姿勢を貫き、若い世代を中心に強い支持を得ている。